いざこれから面接!という時、じわじわと高まる緊張感と不安。就活生ならきっと誰もが経験するものではないでしょうか。ただでさえ落ち着かない気持ちで臨む場面だからこそ、持ち物は完璧に準備して、ひとつ安心を確保しておきましょう! 大切なポイントは、あらかじめ<忘れものをしないためのルール決め>をしておくこと。持ち物リストも掲載していますので、ブックマークをお忘れなく!

ちょっとした不注意が、焦りを生むきっかけに。
就活バッグの「仕組み化」で、忘れものをゼロに!

就活に必要な持ち物は、かなり多い

すでに説明会や就職イベントに参加している就活生なら、バッグの重さや持ち物の多さに苦労している人も多いのではないでしょうか。就活バッグは「A4サイズの資料が入るもの」が一般的ですが、バッグだけでも重量感があります。そこに、ハンカチやティッシュ、財布やスマートフォンなどの日常的なアイテムから、持ち物として企業や主催者側から要請されるもの、就活ノートや参考書。さらに、身だしなみをチェックするアイテムや不測の事態があった時のための備品なども入れることになります。たくさん詰め込まれた就活バッグは、<取り出したいと思っても一向に見つからない><準備したはずと思い込んで入れ忘れてしまった>という不測の事態に陥るリスクが高いのです。

“とにかく仕組み化”でブレイクスルー

忘れものをする原因は、ちょっとした不注意や確認不足。それを解消するために、まずは必要な持ち物の“仕組み化”から心がけていきましょう。

【仕組み化1/就活バッグの中に仕組みを作る】

徹底的に整理整頓!場所決め&小物はクリアポーチに収納
就活バッグの定番と言えば、A4サイズに資料が入るサイズ。説明会や面接の持ち物がすべて入るように、内容量もたっぷりと作られています。いろいろと入れていくうちに、小さなものは埋没してしまいがち。取り出したいのもが見つからず、カバンの中をガサゴソと探している姿は、あまりスマートとは言えません。

そこで、クリアポーチを活用しましょう。まず「ケータイはここ」「身だしなみアイテムはここ」と、一つひとつの収納場所を決めます。次に、身だしなみ用品、コスメ、バッテリー類などの小物類は、用途別にクリアポーチに分けて整理します。整理された状態をキープするために、しまう際も必ず同じ場所に片付けることが重要です。

【仕組み化2/持ち物チェックのルーティーンを決める】

チェックリストを作って出かける前(もしくは前日)に最終確認する
持ち物の一覧表(チェクリスト)を作成し、一つひとつバッグの中に入っているかを確認する方法です。「いつ」「どこで」「何を使って(例えばチェックリストなど)」の3つのポイントを決めて、毎回その流れに沿って確認することを習慣にしましょう。万が一忘れものをしてしまっても、ルーティーンが決まっていれば二度目が起きないように工夫ができます。

帰宅後、就活バッグから取り出した場合、翌日までそのままにしておくと入れ忘れが起こりがちです。とくに心配な人は、就活に必要なものを片付ける場所はバッグの中と、あらかじめ決めておくのもよいでしょう。

チェック欄付き!面接持ち物リスト

ダウンロードしてスマホに入れておこう!持ち物チェックリストはこちらから

財布を忘れてしまった時のために、行き帰りの交通費に充てられる程度の現金を入れておきましょう。筆記用具はインク切れすることもあるため予備も入れておくと安心です。ハンカチはできるだけアイロンをかけましょう。

そのほかに、冬場は使い捨てカイロ、夏場は汗拭きシートや飲みものなど、季節に合わせて持ち物を見直す必要もありそうです。道に迷ってしまったり、時間に遅れそうになったり、急に雨が降ってきたり…面接会場までの道のりには、想定外のことが起こるかもしれません。持ち物が増えるのはいいことばかりではありませんが、突然のトラブルに困ってしまわないためにも“お守りがわり”という気持ちでバッグに入れておくと安心です。

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さいごに

就活バッグの仕組み化と、持ち物チェックの仕組み化。まずこのふたつに取り組んで、忘れものの不安を解消しましょう!その場しのぎの対応は、同じ不注意を繰り返すことにつながります。“ついうっかり”が、大きな焦りにつながらないように、できる対策は早めにしておくと安心です。ぜひ実践してみてください。