- 自己分析の結果に実は納得していない。
- 企業を探す時、自己分析を参考に自分に合うか合わないか判断している
- 希望している業界、企業にPRできる自分の長所短所が見つからない
自己分析に縛られていませんか?
自己分析は活用していますか?
エントリーシートを前に、「なに書いたらいいかわからない…」と悩む人にとっては、ヒントを得られるツールだと思います。自分の考え方の傾向や過去の経験から、「強み」も「弱み」も可視化してくれますよね。
ただ、この記事で考えてもらいたいのは、自己分析の結果があなたを縛っていませんか?ということ。
「〇〇な仕事が良いって書いてあったから、××な業界に絞ろう」
「△△なことは苦手だから、それが必要な仕事は避けよう」
こんな風に、自己分析の結果で可能性を狭めていませんか?
自己分析は結論ではなく、ヒントでしかありません。
就活中、あなたは刻一刻と変わっている
そもそも就活は、みなさんに大きな変化が訪れる機会です。
初めて知る業界、企業、仕事。たくさんの出会いがありますよね。未知の世界に触れると、初めて感じることや考えることあり、まだ知らない自分をたくさん見つけられるはずです。
むしろ、自分の新しい一面をどんどん見つけてください。
初めての経験が多いのに、発見も気づきもないのは、自分の殻に閉じこもってしまっている証拠です。知識と思考の枠を広げましょう。せっかくの「はじめまして」の出会いを、成長のチャンスにしないのは損ですよ。
- 自己分析をした時と興味を抱くものが変わった。
- 自分には「できない」と思っていた仕事が「できるかも」と感じられた。
そんな気づきは大きな成長です。就活中も自己分析にどんどん上書きしていってください。それが納得のいく仕事選びにもつながると思いますよ。
自己分析の結果は素直に受け止めてみる
自己分析してみたら、自分の志望する企業が求める人材とはマッチしないような気がしてきた…
というケースもあるかもしれません。その企業でPRできそうなエピソードも正直見当たらない…。とはいえ、こじつけのPRで企業に合わせるために取り繕っても、その苦しさを一番分かるのはあなたですよね。
まずは今の自分を素直に受け止めてあげましょう。
本人が納得できていないのに「自分はこんな人間です」と語っても、それは相手に伝わりません。今、できないことはできないと認める。それは、ミスマッチを防ぐためにも大切なことです。
ただし、「無理だから諦めなさい」ということではありません。先ほども言ったように、人は変わるものです。希望を叶えるのに足りないものがあるなら適切な努力をしましょう。あるいは、就活を通して視野が広がったら、自分が活躍できるフィールドは新しく見つかるかもしれません。
自己分析は、あなたの「課題」や「伸びしろ」を見つけるヒントです。参考にしつつ、まだ見えていない自分、これから成長できる自分にも目を向けてあげてください。
- 自己分析は、自分を決めつけるためのものではない
- 就活中に感じたこと、考えたことを振り返り、自己分析を上書きしよう
- 自己分析で導かれた「課題」を受け止め、「伸びしろ」を見つける